ちくわぶもんだい。
資格の勉強をしようか。
オイラは根無し草みたいな生活をしていた時期がある。
30代も後半に入ったが、なかなか世間に馴染んでいない自分がいる。
労働者として、使われ、生きていくのもいい。
得た金で、好きなものを食べて、好きなことをやって、死んでいく。
ここに信念があれば、人の目を怖がることはない。
しかし、オイラには相方がいる。
まず、最側近の相方の考えがある。
オイラにとって、相方は最重要の人だ。
そこで、勉強しようと奮い立たせてもらったのだが、もんだいが浮き上がった。
半年前に飼い始めたカメをどうするか。
最近、ゴハンをやるのも、水を換えるのも、おざなりになってきていた。
職探しや先のことを考えると、気持ちがせわしなくなる。
さらに、資格の勉強となるとカメにかまう時間があるのか、などと割れた地面の溝を深くのぞき込むような思考がでてくる。
飼う前にわかってたはずなんだけどな。。。
しかし、とにかく一番いい形になるようにしよう。
カメもオイラもストレスがないかたちに。
そのかたちは、泥だんごのようにやわらかく、ツヤびかりを放っているものだろうかな。
このもんだいは、丸くおさまる。
それまで、勉強をしつつも、しっかり世話をしよう。