「まだ生きてる・・・」を読んで。
うだつのあがらない人生だった定年を迎えた主人公の男が、自殺をするために入った山で死にきれなかった事をきっかけに、そこで生活をする。
その中で主人公は「生きる」ことを見つめ直し、そこに幸せを感じ、そして死ぬ。
生きるとは、人間とはどういうものなのか、自分の過去と重ね合わせて、目に涙が浮かぶシーンもあった。
人生の壁にぶつかった人や、価値観のしがらみにとらわれている人にオススメ。
最終巻の2巻まで読み終わった頃には、鼻の周りにヴェポラップを塗ったかのようにスッキリして、さらには涙も出るはずだ。
ジェットコースター。
巨大商業施設では、小さい子がアイスを落として泣いていた。
その泣いている子を横目に、微笑ましい気持ちが生まれるけど、その場でおおっぴらに出せるものではない。
「あーあ、やっちゃったね。」
なんて、苦笑いにも似た表情で、その子の大きくなる声を聞いていた。
その後、店の人が新しいアイスを用意していた。
子供はアイスを落とすものだ。
急降下しないジェットコースターがないように、当たり前のこと。
もっともっと、人に迷惑をかけて、迷惑というものを学ぶといいね。
応援しています。
細かい作業。
頭脳って、すごい。
ものを覚えて、それを理解して先読みして、応用で効率的に動こうとする。
しかし、ミスも起こしたりする。
探してるカギが、「なんでここにおいたんだろう?」
みたいなことはよくあること。
オイラは、それが人より多くあるみたいだ。
細かい作業を手順通りやり続けるのは苦手みたいだ。
針の穴に糸を通すことですら一昼夜使いそうなオイラは、細かい作業を敬遠しがち。
作業できる人、素晴らしい。
シンクロ率。
いい仕事、ってなんだろうか?
それは、自分の性格、気質が合うものだろうなあ。
そんなものを、オイラが入れる職場で考えていた。
配送の仕事。
運転がペーパー。
街中の混雑にうんざり。
なにより、運転がそんなに好きじゃない。
工場。
流れ作業。
そうじゃない場所だと、金属やガラスの加工。
うーん、オイラにとって興味が湧かない。
倉庫。
体を動かしているイメージ。
スピード、効率。
フォークリフトで給料少し高くなる。
これはなかなか良さそうだ。
電気製品の修理。
これが今の仕事。
ものが出来上がるのは、楽しい。
身近なものだから、やりがいを感じる。
少しでもやりがいを感じられるか。
シンクロ率40%とかでもいい。
あるものの中から、それが多いものをやるのだ。
あまり甘くないみかんを、どれだけ「楽しい」と思って食べられるか。
それが、いい仕事をする方法なのかもしれないね。
ほうじ茶。
ほうじ茶が飲みたいのだ。
ここのところ、食欲がない。
グルテンフリーの小麦抜き生活を始めたからか。
しかし、食欲はないが、身も心も、以前より軽くなった。
体重で言えば5キロ落ちたし、心も前向きな気持ちが強くなった気がする。
ふと、食べたいものを考えようとした。
それが、今、無い。
分厚いステーキ、チーズやサラミがふんだんに使われたピザ、生クリームたっぷりのシュークリーム。
全く食べたいと思わない。
ほうじ茶が、いい。
飲むイメージをすると、ノドが熱くなり、胃に、染み渡る。
あの枯れた香ばしい風味がオイラを癒やしてくれるのだ。
もし子供がいたならば、遊びに行く場所はディズニーランドや、USJじゃなくていい。
茶畑でいい。