かがやき。
相方の実家には、ワンちゃんがいる。
そのワンちゃんなのだが、もう13歳。
人間で言えば80歳を過ぎていて、身体のアチコチが弱ってきている状態だ。
先月遊びに行ったときにも、立てないくらい筋力がなくなっていた。
寝たきりになっていて、ご飯も食べない。
相方が悲しむ中、もういつお迎えが来てもおかしくないのかな、などと考え、オイラはそういった心構えの必要性を説いていた。
それが、今日、そのワンちゃんに会ってみると、なんと自分の脚で立っていたのだ。
そう、それは最後の一人に残されたインディアンのように、何度でも立ち上がる、誇り高い様子だった。
もちろん、周りの手助けがあってのことではあると思うけど、オイラは彼に生命力と、生きる意欲を見た。
意欲こそ、生命を輝かせる動力源。
思ったことはやれる。
彼には勇気を与えられた。
その後、そんな意欲が高いワンちゃんは輝いた水分を床に撒き散らしていました。