もも。

日々を、味わうこと。

唐揚げ。

うまい唐揚げだった。

散歩中に見つけた店だ。

 

最近乱立する唐揚げ屋だけど、今日食べたのは頭一つ抜けてうまい。

 

風の弱い昼過ぎの、幹線道路沿いの道端。

唐揚げは、オイラの舌の上に旨さの背負投げをしていったようだ。

 

それは、しばらく起き上がれないほどの背負投げで、しばらく恍惚としてしまうほどのものだった。

 

「もう一度お願いします!」

 

そんな部活での後輩が声を出しているところが思い浮かぶ。

 

それは、幸せと呼ぶのかなあ。